夢を見つづける力

夢追い人、3人。左からジェームス・タレル氏、オレ、宮内勝典氏。顔にそれぞれの性格が現れていておかしい。

夢を見るのは誰でもできる。しかし見つづけるには、とてつもないパワーがいるのだ。
ともにニューヨーク時代をすごしたアニキ・宮内勝典氏はオレがいちばんスゲエと思う小説家だし、その親友ジェームス・タレル氏はオレがもっとも敬愛するアーティストだ。
宮内さんに関してはオレがここで説明するより、 真っ先に人気ホームページ「海亀通 信」を開くべし。
http://pws.prserv.net/umigame/
このときタレルは、世田谷美術館でおこなわれる個展で来日していた。サンタクロースのようなおっちゃんは人類にすばらしいプレゼントを残そうとしている。ミケランジェロが描いたシスティーナの礼拝堂もおよばない巨大作品だ。むしろエジプトのピラミッドやナスカの地上絵などの遺跡規模である。
タレルは自分で飛行機を操縦しながら(合計500時間にもおよぶフライト)アリゾナの砂漠にあるローデン・クレーターを発見した。この火山でできたクレーターの地下にトンネルを堀り、太陽や月や星座の運行を取り入れた瞑想スペースを作ろうというというのである。
ひとりのアーティストの夢想に、世界中から膨大な助成金が寄せられ、天文学者、光学研究者、建築家などが専門知識を集結し、二十年にもおよぶ巨大プロジェクトが2001年に完成するという。
とにかく百聞は一見に如かず。予約が相当つまっているらしいが、早く自分自身の肉体でこの作品を体験してみたい。
タレルの作品集はこちらへ。http://www.jamesturrell.com/
ローデンクレーター・プロジェクトはこちらへ。http://www.rodencrater.org/

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